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わたしたち、みんなアーティスト・ベイビー

成澤布美子(なりさわ・ふみこ)

NHK-FM・DJ、フリーアナウンサー・放送作家を経て、子供支援活動を開始。「あらら企画」代表、「心に星を」市民プロジェクト代表。

第1回 自分らしい表現とは

自分って・・・どんな人間?

表現するって・・・どうすればいい?

自分らしい表現って・・・なに?

人生の岐路に立った時、こんな疑問さえも明確に解らず、モヤモヤしていたことを思い出します。

『表現』・・・この言葉と向き合ったのも、子育てをしてからです。

演劇と出会ったからこそでした。

子育てをする前はフリーアナウンサー。局のアナウンサーとは違い、いろんな仕事がありました。テレビ・ラジオ・イベントの司会やレポーター、ナレーション、インタビュアー。企業や行政からの仕事も多く、俳優や声優のようなビデオ出演も請け負いました。俳優やタレントさんと同じく、フリーアナウンサーの事務所も沢山あり、全てはオーディションで勝ち取っていくというシビアな世界でもあります。

小学校から高校まで放送委員。ラジオDJに憧れた少女の夢は叶いましたが、当時は喋る仕事をしているという認識です。声と表情で『表現』をしているんだという認識は全くありませんでした。

どうしたら聞き取りやすい、きれいな声を出せるのか。
どうしたら難しいことを解りやすく伝えられるか。
時間内に収めるためには、どんな言葉のチョイスがよいのか。

これらは相手に合わせたものです。求められるものを提供する仕事です。
『喋り手』は『表現者』とは別物だと、当時の私は考えていたんですね。

が、『喋ることは表現の一つである』・・・と知ることになります。

あぁーーー‼もっと早く気づきたかったぁー!!!

そして『表現には限りなし』と、さらに気づくのです。

今の世の中は女性が仕事を続けていく環境が揃いつつありますが、結婚をすると○○さんの奥さん、○○ちゃんのお母さんと呼ばれることが多々あります。そこで思います。

「私って誰?」

子育てだって、子供との関わりの中で、親も育っていくわけです。
親もだんだんと親になっていく。そんなママ成長期に『人形劇』と出会いました。

フリーアナウンサー時代に番組を作ることに目覚め、放送作家も兼務していました。見てくださる、聞いてくださる、参加してくださる人達が楽しい時間を過ごせますようにと努めてきました。求められる仕事の中に、知らぬ間に自分の価値を見出していたんですね。つまり、自分を『表現』していたんです。

そのことに気づかされたのは、息子が通っていた幼稚園の人形劇サークルに入り、子供たちが笑顔になってくれるのが嬉しくて、脚本・演出を担当。次はどんな作品を作ろうかとワクワクしながら脚本を書いていた日々が新たな原点となりました。

子ども達やママ達と一緒に人形劇や市民劇、コンサートやワークショップを開催しながら育ててきた『アーティスト・ベィビー』

『自分を表現する』ことの大切さをもっと沢山の子供たちに知ってもらいたい。

そんな気持ちからの活動を、これからご紹介していきたいと思います。

☆お読みいただきありがとうございました。
皆さんと今を共有できて嬉しいです。また次回も楽しみにしてくださいね。