山﨑 のりこ
(やまざき・のりこ / YAMAZAKI・NORIKO)
大手アパレルメーカーにてデザイン、プランド構築に長年携わった後、ショコラティエに転身。デザイナー時代に培った色彩感覚を生かし、毎月新月の日からお届けする「新月ショコラ」、クレオパトラをイメージした「ヴィーナスショコラ」などを展開。ネット販売のみの特別な手土産として各界で好評を得ている。
2021年バレンタインフェアでは、新宿伊勢丹へ出店が決定、「婦人画報のお取り寄せ」サイトにも掲載。
ノリコショコラ公式サイト
https://noricochocolart.com/
ノリコショコラInstagram
https://www.instagram.com/p/CJww_eqj9n_/?igshid=wpbzq9n1yvyp
ノリコショコラ通販サイト
https://chocolat5n.official.ec/
「婦人画報のお取り寄せ」サイト
https://fujingaho.ringbell.co.jp/shop/g/g118F-040/
プロローグ
きっかけは、4〜5歳くらいの男の子がショコラを口にした瞬間に、顔がフワーっと明るくなったのを見たことでした。
男の子は高揚した表情のまま、黙々とショコラを口に運んでました。
「美味しい〜」と感じた瞬間に、こんな表情になるんだ! その瞬間を見れたことは、私にとてつもない感動を与えてくれました。
仕事と日常の狭間で
私はアパレルで婦人服のデザイナーをしてました。
デザイナーと言うと、華やかな世界に身を置き脚光を浴びる仕事、と思われている方も多いですが、忙しい時は夜遅くまで仕事。365日洋服のことを考えている。何を見ても仕事と結びつくので心から休めるのは、一年のうちほんの数日という感じではないでしょうか。
ヨーロッパのテイストを提供するブランドで仕事をしていたので、海外、特にパリ、ミラノ、ベルギーを訪れる機会には恵まれていました。
アイルランドでニット製品を作り、マンチェスターでゴム引きのコートを作る。フランスではジャージー素材を使った洋服を作りに行く。
ファッションという分野の中で、その土地の得意とする産業、生産する工場を訪れ、製品を作るオーダーができたことは何にも変え難い良い経験をさせて頂いたと思っています。