シャネルやエルメスの洋服の縫製工場を訪れたこともあります。
ほんの少しの加減で、ブラウスの襟の返り方が、こんなにフワッと綺麗に返るんだ！と感動したことがありました。
歴史と実績に裏打ちされた、確かなもの作りへの誇りを感じました。

出張中の楽しみといえば、なんと言っても現地で頂く美味しい食事です。

初めて訪れた時の感動を、いまでも思い出すレストランがアントワープにあります。

内装はスッキリとモダン。お料理はモダンベルジャン。ベルジャンと言っても伝統的なものではなく、モダンフレンチのような感じです。

提供されるお料理、サーブの仕方、カトラリーや、ブレッドウォーマーなど、全てがオシャレ！
気が利いてるのです！

お店は地下1階にあるのですが、中庭に続くバルコニーがあるので開放的です。
しかも、大好きなハーブガーデンやプランターが階段や中庭に置かれています。
お料理やデザートに使うハーブは全て、このハーブガーデンからやって来ます。
屋上では蜜蜂を飼育していて、ハーブの花の蜜を吸いに蜂がテラスまでやってくるのですから！
このレストランに入った時の、私の興奮具合、上がりまくったテンション想像つきますか⁉（笑）

　そんな忙しい毎日を送りながら、週末は興味があることを何でもトライしてました。
ある日「チョコレート作りの体験レッスン開催」の投稿をSNSで見て、チョコレート作りも面白そうだなぁ、と軽い気持ちで参加しました。
実際には体験レッスンに参加するまでに半年かかりましたが…

なんて、面白いの‼
まるで化学の実験みたい‼

初めて行った体験レッスンの感想です。
そして作ったボンボンショコラは美味しかった。

2度の体験レッスンを経て、本講座に入門しました。
本講座では月に1回、全4カリキュラム。1回に2つの基本的なレシピを教わりました。

一緒に受講した方たちは、料理・スイーツ教室の先生、調理師さん、パティシエなど食に関わっている方が多かったです。

同じカリキュラムの2回目の受講の時には、必ずオリジナルのレシピにすることを求められました。
合わせる食材を変えたり、お酒を使うレシピの場合はその種類を変えたり、それによってチョコレートの種類も変えたりという具合です。

同じ材料でも、入れる順番によって味が微妙に変わります。面白いなぁ〜、尽きないなぁ〜、フレーバーの作り方は無限大なんだなぁと、どんどんチョコレート作りにはまって行きました。