マグロニカン結成

　そのまま3年ほど4人でぬる〜く活動を続け、途中2回ほど発表会的なライブもやってみたのですが、従兄弟2人が諸事情で脱退し半年ほど活動休止。梅母から「ドラム・ベースは大人でやればいいじゃない」という助言もあり、自分が昔バンドをやっていたころの仲間に声をかけて、現在の4人編成に落ち着きました。
　3ヶ月ほどで何とか30分のライブができるように整え、2018年3月に渋谷Guiltyで初ライブ。レコーディングをして同年8月にはファーストEP「初出荷」をリリースしました。
ここまではとんとん拍子で進んだのですが、その後梅が本格的に受験体勢に入りたいということでまたまた活動休止。その間、ゆーゆは「ゆーゆ fron マグロニカン〜今日は1貫でごめんね」と銘打って何度かプロモーションステージに出演し、マグロニカンの灯を消さないように頑張りました。その間受験勉強に邁進した梅は宣言通り、この春に志望校に合格、初ライブからちょうど1年後の2019年3月に復活ライブを開催して今に至ります。

高校1年生になった梅に聞いてみました

Q1：音楽を通して出会った人達と得た音楽への想いや喜び、これからやりたいことは？
梅：音楽を通して出会う人は自分より何に関しても経験を積んでいて、すごく勉強になります。音楽は、多分音楽がなくなったら普通の生活ができないんじゃないかというくらい生活の一部になっています。移動の時とか100%音楽聴いてます。これからやりたいことは、いろんな楽器を演奏することです。

Q2：学生の本分である学業との両立は大変ですか？
梅：学業にはあまり熱心ではないから大変ではないです（笑）

Q3：友達の話、同世代の子どもたちへのメッセージ
梅：今、自分のまわりでは韓国音楽が流行りすぎていて、そればっかりなので、他の洋楽ももっと聴いて欲しいです。かっこいい曲いっぱいあるから。

梅はノンジャンルで何でも聴く兄の影響もあってか、確かに色んな音楽を聴いているなと思います。エドシーランが大好きだったり、今こっそり練習しているのはCharさんのスモーキーだったり、まだプレイスタイルに滲みでるところまで昇華されてはいませんが、彼女の趣味嗜好はいずれ独自の音・演奏を産み出すのではないかと楽しみにしています。

中学3年生になったゆーゆに聞いてみました

Q1：音楽を通して出会った人達と得た音楽への想いや喜び、これからやりたいことは？
ゆ：「辛かったときに、ゆーゆちゃんの歌を聞いて元気になったの」といっていただけることがあり、声は目には見えないけれどちゃんと心には響いているんだと喜びを感じます。歌で沢山の人を笑顔にできたらなと思っています。

Q2：学生の本分である学業との両立は大変ですか？
ゆ：7歳から歌の活動をしているので今は慣れましたが、デビュー当時は大変でした。ちょっと学校を休むと知らないことをやってるので。

Q3：友達の話、同世代の子どもたちへのメッセージ
ゆ：わたしがこういう活動をしていても受け入れてくれる友達がいてくれてよかったと思います。メッセージは…人生は一度きりだし、思いっきり楽しんじゃえ！

ゆーゆは小学1年生の時にいじめにあったりもしましたが、ちゃんと仲良くしてくれる友達もいてよかったと思います。土日の仕事が多くて、友達と遊びに出掛けることも少なかったので、かわいそうだなと思う部分もありましたが、かといって一度もやめたいといったことはありませんでした。舞台に立つ人として生きていこうという覚悟を感じます。