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マグロニカン

(Maguro Nikan)

マグロニカンの写真

ギターヴォーカルのゆーゆ、リードギター梅、女子中学生2人のロックユニットとして2018年3月に結成、渋谷Guiltyで初ライブ。8月には4曲入りファーストEP「初出荷」をリリース。その後、梅の高校受験のため約半年の休止期間を経て2019年3月に再始動。現在、都内を中心にライブ活動中。

マグロニカン公式サイト/http://mg2.tokyo

マグロニカンYouTube/
https://www.youtube.com/channel/UCJwfGYbKuXezoeFspTolgbw

井上あずみ&ゆーゆ オフィシャルサイト/https://www.doremi-net.co

初めまして、マグロニカンと申します。今回はゆーゆの父でありマグロニカンのプロデュースをしております今尾がこれまでのバンド活動を振り返ってお話させていただきます。

バンド名の由来


 「マグロニカン…どういう意味ですか?」とよく聞かれるのですが、マグロの寿司2貫が由来です。2人のユニットということと、2人ともたまたまマグロの赤身みたいな色のギターだったこと、そして出会いが近所のお寿司屋さんだったことでこの名前にしました。「カタカナで書くとバンド名が羅列されたときにもけっこう目立つよ」と、先輩バンド「ワタナベフラワー」から学んだ豆知識も役に立ちました。

ゆーゆ、実は中3で歌手歴7年

ゆーゆは小学1年生のときにNHKみんなのうたで「6さいのばらーど」を歌って歌手デビューしました。その翌年には「タン・タン・タン」、翌々年には「はんぶんおとな」と3曲採用され、母・井上あずみと全国各地でコンサート活動をするという、恵まれた子ども歌手時代を過ごしてきました。でも、子ども時代は遠からず終わりがきます。子どもから少女へと外見はもちろん、メンタルも変わっていくので、このままのスタイルで歌手を続けていくのは難しいだろうなと割と早い時期から考えていました。でもなぜいきなりギターでバンドなのかといわれると、それは単に僕の好みだからです(笑)。オーバードライブのかかった音でギターをかき鳴らしながら歌う少女ロッカーってかっこいいよなと。

マグロニカン結成前

ゆーゆがギターを始めたのは確か小学3年生のころだったと思います。同世代の従兄弟と3人で週に1回スタジオに集まってジャカジャカやっていました。もちろん全員ゼロからのスタート。ドラムの兄に「ドン・タン・ドン・タン、その間にハイハットをチッチッチッチッ…はい、そうそう」、ベースの弟には「ここ押さえて4回、次はここ押さえて4回」とか、そんな感じで教えて。ギターに関しては、よく「Fが弾けなくて断念しました」という話を聞くので、そういうテクニカルなことは置いておいて、まずは1曲パワーコード(5弦と6弦だけを使ってジャジャジャジャと弾く)でいいから通して弾けるようになろう!と、ビートルズのプリーズプリーズミーを課題曲に始めました。エンディングの「ジャーン」まで初めて止まらずに演奏できたときの喜びを、子どもたちは忘れたかもしれませんが僕はよく覚えています(笑)。

お寿司屋さんで運命の出会い

3人でのバンド活動を始めて半年くらい経ったころでしょうか、くだんのお寿司屋さんで梅と出会いました。ちょうどブラジルサッカーワールドカップ予選の真っ最中!カウンターで食事をしていたら後ろから肩を叩かれ「こんちは、梅です!今、小4。サッカーやってんだ〜、ちなみにこの日本のユニフォーム自腹ね。」と自己紹介をはじめました。なんて人なつっこい子だろうと一発で虜になりました。
 「今バンドやってるんだけど、梅ピアノ弾けるんだったら一度スタジオに遊びにおいでよ」と誘い、梅のバンド加入とあいなりました。いずれはツインギターでという構想もすでにあったので、ピアノは曲によって時々弾くことにして速攻でギターにコンバート、現在のツインギターユニットの原型ができました。